《第65回全日本馬場馬術大会2013 Part I》は最終日の11月24日(日)、4競技を行いました。 【全日本馬場馬術選手権】 前日のグランプリ(規定)に続き、グランプリ自由演技を実施しました。北井裕子&ゴールデンコイン4(アシェンダRS)が72.250%で1位となり、2競技の得点率合計は138.356で選手権2連覇を果たしました。2位は林伸伍&ランドカイザー(アイリッシュアランRS)130.259、3位は渡辺弘&ソル(日本デジタル研究所RC)128.106でした。「今日は自分なりに満足のいく演技ができ、観客の皆さんにも楽しんでいただけたのではないかと思っています。近い目標としているノルマンディーの世界選手権にクオリファイできたことも嬉しいです。今後はより良いパフォーマンスをお見せできるようにしていきたいです」(北井)▲全日本馬場馬術選手権ウィニングラン▲全日本馬場馬術選手権入賞選手と審判員の皆さん 【インターメディエイト(決勝)】 自由演技で実施した決勝競技も、規定演技に続いて林伸伍&ロゼル(アイリッシュアランRS)が優勝しました。得点率は69.525%、芸術点は5名の審判員全員が70%以上をつけました。2位は露﨑康弘&レグルス(RCクレインOP)68.750%、3位は岡田一将&ドンミーロ(Ross Hof)68.350%でした。「繊細な馬でやってみないとわからないのですが、今日は落ち着いて回ることができました。ほとんどミスもなく、良い演技ができたと思います」(林)▲インターメディエイト(決勝)優勝 林伸伍&ロゼル▲インターメディエイト(決勝)入賞の皆さん(一部代理出席) 【Sクラス(決勝)】 決勝競技は《JEF S2課目》で行いました。予選2位の齋藤圭介&プレジャーII(ツクバハーベストガーデン)が64.297%で優勝、予選1位の高田茉莉亜&リカルド(アイリッシュアランRS)は63.245%で2位、3位は進藤義浩&ルリア(HFエルミオーレ豊田)61.973%となりました。「今、僕とこの馬のコンビでできるベストの演技ができたと思うので満足しています。これからの練習次第ですが、来シーズンはセントジョージに出場してみたいです」(齋藤)▲Sクラス(決勝)入賞の皆さん 【Lクラス(決勝)】 《JEF L2課目》で実施した決勝競技は、15人馬中9人馬が60%を超え、中でも4人馬は65%を超えました。予選に続き、佐渡一毅&ディ・ルカ(JRA馬事公苑)が67.355%で優勝、2位は桃野亜紀&BUMフォーエヴァー(アシェンダRS)66.781%、3位は寺島博&ロイヤルチーム(パラドールDS)66.493%でした。「未熟ですがクオリティが高い馬なので、全日本で結果が出せたことは非常に嬉しいです。今後も大事にトレーニングを積んで、順調にステップアップできるよう頑張ります」(佐渡)▲Lクラス(決勝)入賞の皆さん 大会の全成績はこちらから。
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