台湾馬術協会主催の《CSIJ-B Taipei》が11月7日から9日まで台北市にて行われており、日本代表としてプログレスチームジュニアメンバーの林美伽選手(北総乗馬クラブ)が参加しています。この国際ジュニアライダー障害馬術競技会では、アジア・オセアニア地域から日本を含む12の国と地域より各1名の外国人選手と、14名の台湾人選手、合計26名が参加しており、貸与馬形式で行なわれています。本日(8日)は、午前中にパートナーとなる馬でのテストライドが行なわれ、午後には外国人選手と台湾人選手による2名編成のチーム(合計13チーム)を組んで、団体戦競技が行なわれました。団体戦競技は、2名の選手による減点合計と走行タイムの合計で順位を決めるルールで争われました。チームで先に出場した林選手は見事クリアラウンドを果たしましたが、後続の台湾人選手に惜しいタイム減点1がつき、チーム成績は減点合計1となりました。競技の様子(林選手&Passiongame号)最終的に、香港チームが減点合計0で優勝、フィリピンチームが減点合計1で同率でしたが、タイム合計で3秒の差があり、日本チームは3位で銅メダルを獲得しました。林美伽選手コメント:「Passiongameという馬に乗せてもらっているのですが、すごくお利口で私のミスを助けてくれました。初日の競技から3位になれてすごくうれしいです。明日の個人戦では、もっとコントロールして、リズムを維持しながら、スムーズな走行をしたいです。」林忠義監督(JOC強化スタッフ)コメント:「馬を決定するドローで種馬に当たり、普段乗っている選手やオーナーからすごくいい馬だと聞いたので、テストライドではハミの遊び癖のある種馬の性格を感じさせながら、人馬の感覚がフィットできるよう心掛けました。テストライド後半ではすごくいい感触を得ていたと思います。けれども、競技でいざ場内に入ると、馬が集中していない雰囲気になったので、第1障害から不安になりましたが、指示通りのコースカットや気をつけてほしいポイントはクリアできたと思います。明日の個人戦は、もっと気を引き締めていきます。」表彰式にて(左から:林忠義監督、林美伽選手、HSU台湾馬術協会会長)明日9日は、個人戦競技が行なわれる予定です。
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