三木ホースランドパークで開催している《第67回全日本馬場馬術大会2015 Part I》は大会2日目の今日(11月7日)、決勝3競技と予選3競技、計6競技を実施しました。 全日本馬場馬術選手権は①グランプリ馬場馬術課目と②グランプリスペシャル馬場馬術課目の2競技で実施しますが、今日はグランプリ馬場馬術課目を行いました。原田喜市&エジスター(蒜山ホースパーク)が66.100%で1位、2位は北原広之&ウィネトゥ(JRA馬事公苑)63.780%、3位は稗田奈緒子&リロイ160(リトルホースクラブ)63.180%でした。▲原田喜市&エジスター「嬉しいです! 乗っていて手応えがありました。グランプリよりもスペシャルのほうが得意なので、明日もうまくいくと思います。目標はもちろん優勝ですが、あと1日あるのであんまり喜び過ぎないようにしないと……」 セントジョージ賞典は15人馬による決勝競技を実施しました。昨日の予選では馬が暴れてしまって最下位で通過した増元拓巳&リフレクションI(和歌山県馬術連盟)が、69.078%を獲得して大逆転の優勝を飾りました。2位は奥西真弓&ウルバヌス(名張乗馬クラブ)67.420%、3位は高山佐保&トミィ(ヴェルデファーム)67.262%でした。▲増元拓巳「今日は馬が落ち着いていたので、とにかく暴れないでくれと思って乗っていました。ミスのない演技ができて良かったです」 MクラスとLクラスでは、昨日の予選で優勝した中学3年生のライダーが、ともに決勝も優勝しました。 Mクラスは福岡珠緒&ティーダ(リトルホースクラブ)が2位以下に差をつけて66.211%で優勝しました。2位は小池はるか&ナネ(守谷乗馬クラブ)62.221%、3位は原田喜市&ベッカム(蒜山ホースパーク)62.019%でした。 Lクラスで優勝したのは進藤千聖&ユニコ(静岡乗馬クラブ)65.459%でした。2位は佐々木えり子&ブリランテスター(アイリッシュアラン乗馬学校)63.103%、3位は千古七瀬&金剛(明石乗馬協会乗馬)62.700%でした。▲進藤千聖(左)、福岡珠緒(右)「三木ホースランドパークは慣れている会場なので、特に緊張もしないで演技ができました。すごい選手の中で優勝することができて驚いています。ティーダと稗田先生のおかげです」(福岡)「正直驚いています。馬が昨日よりは調子が良くなかったので、フォローできるように丁寧に乗りました。障害もやっているので、これからも両方の種目で頑張りたいです」(進藤) インターメディエイトIの予選は女性ライダーが1~3位を占めました。杉山春恵&エドワードエクリュ(藤沢乗馬クラブ)が68.771%で1位、中村公子&パシフィックB(シュタール・ジーク)が67.587%で2位、大田芳栄&チェアマンV(スクアドラ・フェリーチェ)が64.780%で3位となりました。 Sクラスの予選はインターメディエイトIの予選で1位のエドワードエクリュに前田諭志(藤沢乗馬クラブ)が騎乗して66.333%で優勝しました。2位は田中亮介&ウライアヒープ(ホースファームエルミオーレ江戸崎YHSH)64.721%、3位は稗田龍馬&アラジン・カンペルト(リトルホースクラブ)64.110%でした。▲杉山春恵(左)、前田諭志(右)
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